シイなどブナ科樹木の地際近くに発生する。手のひらほどの大きさになるものもある。表面は鮮赤色から暗赤色で「肝臓」を思わせる。内部も赤く、ウシの舌の断面のよう。 ヨーロッパなどで食用にされているが、酸味があり、サラダなどの材料として生食、バター炒めなどにされる。大木から発生し、心材を褐色腐朽させる。森の若返りを担っているといえる。日本では主に暖温帯に見られるが、ヨーロッパでは冷涼な落葉樹林帯が発生の中心地だという。
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宇久井ビジターセンター