カンゾウタケ

和名
カンゾウタケ
学名
Fistulina hepatica Schaeff.:Fr.
科名
カンゾウタケ科
生息地
森林内
宇久井半島で見られる場所
遊歩道沿いのシイ立木
観察できる時期
3~10月

シイなどブナ科樹木の地際近くに発生する。手のひらほどの大きさになるものもある。表面は鮮赤色から暗赤色で「肝臓」を思わせる。内部も赤く、ウシの舌の断面のよう。
 ヨーロッパなどで食用にされているが、酸味があり、サラダなどの材料として生食、バター炒めなどにされる。大木から発生し、心材を褐色腐朽させる。森の若返りを担っているといえる。日本では主に暖温帯に見られるが、ヨーロッパでは冷涼な落葉樹林帯が発生の中心地だという。

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