カラスザンショウ

和名
カラスザンショウ
学名
Zanthoxylum ailanthoides
科名
ミカン科
生息地
本州・四国・九州
宇久井半島で見られる場所
遊歩道沿い・樹林内
花の咲く時期
7~8月

山野の日当たりのよい場所に生え、特に海岸近くに多い落葉高木、枝を広く伸ばして逆三角形の樹形になり、高さは15mに達する。大型の羽状複葉をもち、森林の伐採跡地など明るい場所に真っ先に生える先駆性(パイオニア)樹木の1つである。サンショウの仲間で葉をちぎると強い香りがし、枝や幹、葉軸にもトゲがあるのが特徴である。若い木の幹では鋭いトゲが密につくが、古くなるとトゲの先がなくなり、こぶ状の台座だけが残る。7~8月、枝先に大きな花序を出して緑白色の小さな花を多数咲かせる。カラスアゲハなどアゲハチョウの食草である。

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