クスノキ

和名
クスノキ
学名
Cinnamomum camphora
科名
クスノキ科
生息地
福井、茨城県以南の本州・四国・九州の山地(野生かどうかは不明)。
宇久井半島で見られる場所
樹林内。
花の咲く時期
5月
樹皮
縦・裂
クスノキの実の色

暖地に自生し、しばしば公園や社寺林に植えられている常緑高木。樹高は20m、直径2mに達するが、ときには樹高が40m、直径8mになるものもある。
樹皮は暗褐色、縦に短冊状にやや深い割れ目ができる。
葉は卵形~広いだ円形、薄い革質、長さ6~10cmで無毛、若葉の時には少し赤みを帯びる。三行脈の分かれ目に小さなふくらみがあり、ダニ部屋とよばれる。
5月細く伸びた花序に小さな花をつけるが、11月に黒紫色に熟した果実のほうが光沢があってよく目立つ。
葉や材に防虫剤の樟脳を含み、樟脳をとる目的のほか、材は建築、家具、彫刻材として用いられてきた。

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