クロマツ

和名
クロマツ
学名
Pinus thunbergii
科名
マツ科
生息地
本州・四国・九州
宇久井半島で見られる場所
海岸の岩場
花の咲く時期
4月

日当たりのよい海岸の砂浜や岩上に生え、また庭園などに植えられる常緑高木で、高さが25m、直径1.5mに達するものもある。葉は2葉性で長さ10~15cm、横断面は半円形、幅2mm、緑色で先端はとがる。葉は枝に3年ほどつき、のちに落ちる。4~5月頃、雄花は新枝の基部に多数つき長さ2cmのだ円形、雌花は新枝の先端に2個ほどつく。球果は開花後2年かかって熟し、古い球果もしばらく枝に残る。類似のアカマツとは葉が太いこと、樹皮が黒っぽいこと、冬芽の鱗片が白いことなどで区別できる。材は粘りが強く、建築の構造材などに用いられてきた。

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