低山にふつうに見られる常緑で雌雄異株のつる植物。古い茎は褐色のコルク質につつまれ、直径2cmほどになる。 葉はやや厚く光沢があって無毛、長だ円形~卵形で長さ6~11cm、幅2~5cm、表面は濃緑色、裏面は紫色を帯びることが多い。 真夏に黄白色の小さな花を咲かせるが、果実ほど目立たない。 果実は小さな液果が丸く集まった集合果で、11月頃赤く熟する。 別名のビナンカズラ(美男葛)は、かつて若いつるから採った液を整髪に使ったことに由来する。
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