サネカズラ(ビナンカズラ)

和名
サネカズラ(ビナンカズラ)
学名
Kadsura japonica
科名
マツブサ科
生息地
紀伊半島と中国地方西部の本州・四国・九州・沖縄。
宇久井半島で見られる場所
遊歩道沿い・樹林内。
花の咲く時期
7~8月
花の色
黄系・緑系
サネカズラ(ビナンカズラ)の花の色
実の色
赤系
サネカズラ(ビナンカズラ)の実の色

低山にふつうに見られる常緑で雌雄異株のつる植物。古い茎は褐色のコルク質につつまれ、直径2cmほどになる。
葉はやや厚く光沢があって無毛、長だ円形~卵形で長さ6~11cm、幅2~5cm、表面は濃緑色、裏面は紫色を帯びることが多い。
真夏に黄白色の小さな花を咲かせるが、果実ほど目立たない。
果実は小さな液果が丸く集まった集合果で、11月頃赤く熟する。
別名のビナンカズラ(美男葛)は、かつて若いつるから採った液を整髪に使ったことに由来する。

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