暖地の山に生える常緑高木で高さ20m、直径1mに達するものもある。 葉は長だ円形で長さ3~7cm幅2~4cm、かたい革質で光沢があり無毛、葉柄は短く1cm以下。若枝は節ごとにくの字型にまがる。 花には花弁が無く赤いおしべがめだつ。果実はだ円形で先端に向かい合った突起があり、全体黄褐色の星状毛で被われる。 イスノキコムネアブラなどか葉に寄生して虫こぶをつくる。虫こぶはタンニンを含むので染料に、材はソロバンの球などに用いられる。 また串本の大島では生け垣によく植えられている。
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