サンゴイソギンチャク

和名
サンゴイソギンチャク
学名
Entacmaea actinostoloides sensu Uchida
科名
ウメボシイソギンチャク科  Actiniidae
目名
イソギンチャク目  Actiniaria
亜綱名
六放サンゴ亜綱
綱名
花虫綱

開いた触手環の直径が30cmまでの大型種です。浅海の岩礁上に群生し、分裂をして、無性生殖によって、岩礁上に群落を形成します。触手の先端の少し下が球状にふくらむのが本種の著しい特徴ですが、常にふくらんでいるわけではありません。また触手の表面には明らかな縦のスジがあります。本種の群落を単位にクマノミがなわばりをもちます。組織内には褐虫藻が共生し、おそらく栄養分のかなりの部分をこの共生藻類が担当しているように考えられます。寒波や夏の異常高温があると、共生藻類が真っ先に脱出し、本種が真っ先に真っ白になります。

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