イソギンチャク類に似て、群体になるのがスナギンチャク類の特長です。スナギンチャク類は体の肉中に砂粒を埋め込み、それで体を補強するので、このような名前が付いているのです。イワスナギンチャクはポリプが開いていると、イソギンチャク類に近い仲間であることが分かりますが、ポリプを縮めていると、まるで岩そっくりで、とても生き物のようには見えません。インド洋-西太平洋の熱帯海域に広く分布し、串本は世界の分布の北限です。
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宇久井ビジターセンター