キノクニシオギク

和名
キノクニシオギク
学名
Dendranthema shiwogiku var. kinokuniense
科名
キク科
生息地
三重県大王崎から和歌山県日ノ岬までの海岸。
宇久井半島で見られる場所
海岸の崖地。
花の咲く時期
11~12月
花の色
黄系・緑系
キノクニシオギクの花の色

海岸の崖に生える多年草で地下茎を長くのばす。茎の下部は曲がって地をはうが、上部は斜めにたちあがり、20~40cmの高さになる。
葉は長さ4~5cm、幅1~2cm、へら形で切れ込みは少なく、表面は緑色で裏面は銀白色。
花は11~12月、筒状花のみの頭花を茎の先端に数個まとめてつける。
母種のシオギクは高知県東部の海岸に分布し、また、近縁のイソギクは千葉県犬吠埼かろ静岡県御前崎までの海岸に分布する。キノクニシオギクはこれらの中間型の形質をそなえたものとされる。

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