海岸の砂地に生えるつる性の多年草。砂の中に白色の地下茎をのばしてふえる。地上茎は砂の上をはい、なにか支えがあれば巻きついて登る。葉は互生して長さ2~3cm、幅3~4cm、ほぼ円形で厚くて光沢がある。5月頃葉腋から長い花茎をだし、先端に淡紅色の花を咲かせる。花は直径4~5cmで漏斗形、がくの下には広卵形で長さ約1cmの包葉が2枚あって、がくを包む。花筒の底には黄色く染まった蜜をためるくぼみが5個あり、小さな虫が蜜を求めて多く訪れる。
お知らせ・イベント情報をもっと見る
自然情報をもっと見る
宇久井ビジターセンター