南アフリカ原産でヨ-ロッパでヒオウギズイセンとヒメトウショウブの交雑によってつくられた園芸植物といわれる。明治中期(1890年頃)にモントブレチアの名で観賞用に導入されたもので、今では日本全土に野生化している。地下茎を横に伸ばし、その先に褐色の繊維におおわれた球茎をつくってふえる。葉は直径2cmほど球茎から剣状の葉を2列に並んでだし、葉の中央部には縦に通る高い脈がある。7~8月、葉より長い数本に分岐した花茎をだし、直径3cmほどの朱赤色の無柄の花を穂状につける。
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