魚類
タイドプールで見られるユゴイの仲間。体色は銀色で、背ビレと尾ビレが白黒の縞模様になっている。成魚を見ることは稀で、タイドプールに生息する幼魚ばかり見かける。ユゴイ科の中では珍しく、一生を海で過ごす(他…
浅いサンゴ群落や岩礁域に生息するハコフグの仲間。体色は黄土色で、水色の斑点が体中に多数ある。体は硬く、体内にフグ毒を持っていないが、体表からパフトキシンという毒を出す。美味らしい。ミナミハコフグとよく…
サンゴ群落やその周辺の砂礫底に生息するフグの仲間。体色はこげ茶色で、体の背側に白点が並び、腹側には細波状の白い縦縞がある。普通単独で見られ、群れをつくらない。毒があることは知られているが詳細は不明。食…
サンゴ群落に生息する大型のフグの仲間。薄い灰色の身体に無数の黒点があり、全体として灰色に見える。毒性はよく調べられていないが、ヒガンフグ(肝臓と卵巣は猛毒、皮膚と腸は強毒、精巣は弱毒)よりも強いと言わ…
沿岸の海藻類が多く生える岩礁域に生息するフグの仲間。体色はやや鮮やかな黄土色で、体の背側に黒斑か黒点が散在する。筋肉は無毒だが、皮膚と内臓は有毒。普通食用にしない。全長25 cmほどになる。…
潮間帯や港の中など浅い砂礫底域に生息するフグの仲間。体色は背側が汚緑色で多数の白点があり、腹側が白く、尾ビレは黄色い。潮の引いた浅い海岸に普通に近づいて、背中を海面から出しながら泳ぐこともある。卵巣、…
やや内湾的な岩礁域や砂礫底に生息するフグの仲間。体色は薄汚緑色で、背部には多数の黒斑が不規則に並ぶ。筋肉は無毒だが、普通食用にしない。単独で生息し、砂底でじっとしていることが多い。全長25 cmになる…
沿岸の砂地に生息するフグの仲間。体色は銀色で、背側に密な黒点が集まっている。クサフグに似るが、眼が赤くないことや尾ビレが黄色くないことで区別できる。筋肉は弱毒、内臓などはさらに強い毒があり、食用にはし…
サンゴ群落や岩礁域で見られるフグの仲間。体色は白地にこげ茶色の横縞があり、シマキンチャクフグによく似るが、縞模様にオレンジ色と水色が混ざり派手である。単独かペアで見られることが多い。錆浦ではシマキンチ…
浅いサンゴ群落や岩礁域、砂礫底域で見られるフグの仲間。体色は背側がこげ茶色、腹側が白く、その境目に黒い縦スジがある。「北枕」の名前のように毒が強いわけではなく、皮膚から弱い毒を出すだけ。春頃から幼魚が…
浅いサンゴ群落域に生息する小型のフグの仲間。体色は白く、こげ茶色の横縞が4本あり、吻部には薄い横縞が、体の白い部分には薄い褐色点が多数ある。体表から毒を出すことが知られており、ノコギリハギの擬態のモデ…
浅いサンゴ群落や岩礁域に生息するハリセンボンの仲間。体色は灰色で、背部がやや濃く、眼を通る黒い横帯がある。また、各ヒレには多数の黒点がある。体中にある棘は体を膨らませても立つことはない。全長55 cm…
浅い岩礁域や砂泥底域に生息するハリセンボンの仲間。体色は淡褐色で、眼を通る褐色の太い横帯、背中に数個の大きな褐色斑がある。また、体中に黒点がある。潮岬の東側で多く見られ、西側では稀だったが、最近は錆浦…
サンゴ群落や岩礁域に生息するハリセンボンの仲間。体色は薄い灰色で体中に多数の黒点がある。ハリセンボンの仲間らしく全身に長い棘があり、体を膨らませて棘を立てることができる。ハリセンボンとは各ヒレに黒点が…
サンゴ群落に生息するモンガラカワハギの仲間。体色は淡褐色で、体中に多数の黒点がある。吻周辺と各ヒレの縁が黄色い。幼魚はクリーム色で、体側に黒点が多数あり、背に3本の黒い鞍掛け模様がある。夏にタイドプー…
浅く波当たりの強い岩礁域で見られるモンガラカワハギの仲間。体色は茶褐色で、腹側が白い。眼から胸ビレ、臀ビレを通り尾柄に続く太い黒帯があり、その途中が黄色く縁取られた「く」の字型の横帯で区切られる。また…
サンゴ群落や岩礁域に生息するモンガラカワハギの仲間。体色は薄い褐色で、眼の後方に2本の黄線がある。派手な体色をしたものが多いモンガラカワハギ科の中では地味な部類に入る。たいてい単独で見られる。全長25…
浅いサンゴ群落や岩礁域で見られるモンガラカワハギの仲間。体色は焦げ茶色で、名前の通り尾ビレの縁が白い。眼の後方に1本の淡色線が出ることがある。幼魚は背中が茶色で、腹側が白い。警戒心が強く、近づくと岩の…
サンゴ群落に生息するモンガラカワハギの仲間。体色は濃褐色で、尾柄部に白帯がでることがある。雄には吻後部から後方に向かう黄色のスジがある。幼魚は体色がツマジロモンガラに似ているが、尾ビレの縁が白くない。…
サンゴ群落や砂礫底域に生息するカワハギの仲間。体色は灰色で、体側にやや濃色の斑が出ることもある。浅海域で群れをつくる。全長75 cmになる。…
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