山野でふつうに見ることの出来る雌雄異株の落葉高木。高さ10m、直径30cmに達する。 樹皮は褐灰色で浅い縦の割れ目ができる。 葉は径10~20cm、分裂しないハ-ト型のものから先が2~3裂して5角形にちかいものまでまざる。とくに春の若葉は赤い星状毛を密生しているため、赤く染まる。古くはこの葉に食物をのせたので赤芽カシワ、五菜葉(ゴサイバ)、菜盛葉(サイモリバ)などの名がある。材は建築、器具、薪炭材として利用された。
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宇久井ビジターセンター