キツツキの中では最も小さい種類で、体長は15cm、スズメ位の大きさ。背部は白黒の真鱈模様で、雄は後頭に赤点が入る。腹部は汚白色で、褐色の縦斑がある。他のキツツキと同様に木の幹に縦に止まることができる。幹を登りながら先の尖った嘴で、木の皮の裏に潜む昆虫やクモなどを食べる。他にハゼやヤマウルシなどの木の実も食べる。5月から6月の繁殖期には木を嘴で連打して音を出すドラミングをおこなう(囀りのかわり)。またこの頃、鋭い嘴で枯れ木に巣穴を作る。秋冬は平地の林に漂行する。
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