コムクドリ

和名
コムクドリ
学名
Strurniaphilippensis (FORSTER)
科名
ムクドリ科
分布
山地や低地の明るい林
生息地
半島内全域の常緑広葉樹林
宇久井半島で見られる場所
半島内の明るい林
鳴き声
チッチッやジュクジュクジュクと鳴き、囀りはツツピーツツピーとヤマガラよりテンポは速い
観察できる時期
3~5月、9~11月

夏に本州中部から北海道の林で繁殖し、冬はフィリピンなどで越冬するため大きな渡りを行なう、ムクドリより少し小さい旅鳥。宇久井では渡りの途中の春と秋に見られる。雄は頭から胸にかけては灰色がかった白色で、ほおに赤褐色の模様があり、背や翼は黒く、腰は白い。雌は全体に茶色っぽく見える。雄、雌共に翼に白い帯がある。樹洞やキツツキの古巣、人家のすき間などに巣を作る。昆虫類を好んで食べるが、木の実も大好物である。繁殖期以外は群れで生活することが多く、渡りの時期には公園の木の実などに飛来した群れが見られる。キュルキュルやギュルギュルとムクドリより高い声で鳴く。

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