南方系の蝶であるが、紀伊半島では山間渓流に普通に見られる。 白地に縦に走る黒い線と横に伸びる羽の脈が交差し、石垣のような模様になることから名付けられた。 2~3度羽ばたいてはスーっと滑空する白い蝶の姿は優美である。 花蜜を好みよく訪花する。止まるときは羽を水平に開いて静止し、まるで展翅標本のようである。 幼虫は、イヌビワを食べるが、葉の中脈を残して食べる。年3~5回発生し、成虫のまま冬を越す。
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宇久井ビジターセンター