シャシャンボ

和名
シャシャンボ
学名
Vaccinium bracteaum
科名
ツツジ科
生息地
関東地方以西の本州・四国・九州・沖縄
宇久井半島で見られる場所
遊歩道沿い・樹林内
花の咲く時期
6月

海岸のやせた尾根、乾いた林縁、照葉樹林やアカマツ林の林縁に多い暖帯の常緑低木で、よく枝を出して高さ1~5mになる。葉はだ円形で長さ3~6cm、幅2~3cm革質できょ歯は低いがほぼ全周にある。葉を透かしてみると大きい網の目がはっきり見える。若枝や葉柄が赤くなることや、葉の裏面の主脈上に小さなトゲがあるのが特徴である。6月頃、前年枝の葉腋から長さ5~8cmの小さな包葉をもつ花序を出し、白色の花を下向きに多数つける。果実は9~10月に黒紫色に熟し、白い粉におおわれ甘酸っぱくて食べられる。

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