サザエ

和名
サザエ
学名
Batillus cornutus
科名
リュウテンサザエ科
生息地
太平洋側は房総半島以南と日本海側は北海道南部以南、九州まで
宇久井半島で見られる場所
潮間帯から水深40mの岩礁

小さい頃は潮間帯の岩の間にすみ、成長すると褐藻類の多い深みに移る。大型のもでは殻高10cm、殻径8cmに達する。殻は厚くて重く、殻表には1~3列の半管状または管になったトゲ(つの)がある。サザエは波の荒い外洋に面した岩礁を好むが、波静かな環境で育ったものは、しばしばトゲのない個体が生じる。殻口は丸く、内部は真珠光沢がある。ふたは石灰質で厚くて丸く、外側には左巻きに鋭いトゲ状のいぼが密生する。このふたにあるいぼは、他のサザエ類では見られない特徴で、幼貝でもこれで見分けがつく。 

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