暖地に野生化した雌雄異株の落葉小高木、樹高は10m、直径5~10cmほどになる。 樹皮は灰白色で縦の割れ目があり、枝はやや太く、灰緑色で縦に長い皮目がある。 複葉の葉は枝先に集まり、小葉は11~13枚で先は細く伸びてとがる。小葉の表面は濃緑色、裏面は緑白色で表裏面とも無毛。秋には真っ赤に紅葉する。 5~6月に黄緑色の小さな花を多数咲かせ、果実は9~10月に熟す。果実からロウを採るため古くから栽培され、それが各地に野生化したものといわれる。また、人によってはかぶれるので注意が必要。
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