ホウキボシとは変わった名前のヒトデです。チャイロホウキボシは裂片法による無性生殖が盛んで、1本の腕のみから体全体を再生します。ちぎれた1本の腕はやがて切断部から小さな4本の腕が再生してきます。この再生初期の状態の形状を彗星(ほうき星)に見立ててコメット(ほうき星のこと)と呼びます。本種は自切による無性生殖で頻繁にコメットを作るので、このような名前が付いているのです。
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宇久井ビジターセンター