ヤブツバキ

和名
ヤブツバキ
学名
Camellia japonica
科名
ツバキ科
生息地
青森以南の本州・四国・九州・沖縄の常緑樹林内。
宇久井半島で見られる場所
樹林内。
花の咲く時期
1月
花の色
赤系・ピンク系
ヤブツバキの花の色
樹皮
平滑
ヤブツバキの実の色

海岸に多いが山地にも生育する常緑高木で、樹高はふつう5~6m、大きいもので15m、直径50cmに達するものもある。
樹皮は滑らかで灰白色、よく分枝して繁る。
葉は長だ円形または卵状だ円形で長さ5~12cm、幅3~7cm、縁にはきょ歯がある。葉は質が厚く表面は濃緑色で光沢があり、裏面は淡緑色、表裏面とも毛はない。
花は筒状釣鐘形で径5cm、花弁は5~6枚で、多数のおしべの筒と基部で合生して、合弁花のように見える。
果実は球形、果皮は木質、熟すと3つに割れ数個の種子をはじきだす。
材は年輪がつまり、強くてかたく磨けば光沢がでるので、建築、器具に用いる。
種子から油をとり、整髪用、燈用、食用にする。
室町時代から栽培が盛んで、多くの園芸品種かつくられている。

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