オニヤブソテツ
-
和名
-
オニヤブソテツ
-
学名
-
Ajuga decumbens
-
科名
-
オシダ科
-
生息地
-
北海道南部・本州・四国・九州・沖縄
-
宇久井半島で見られる場所
-
海岸の崖地など
海岸に近いところに生える常緑のシダ植物。大きい葉は葉柄を含めて80cmに達する。根茎や葉柄基部には褐色から黒褐色の大きな鱗片があり目立つ。羽片は10数対、先端が上向きに鎌形に曲がり、基部は円形かくさび形で短い柄がつく。羽片のへりは浅く波うつ程度で、きょ歯はない。ヤブソテツに比べて葉は革質で非常に厚く、濃緑色で光沢がある。胞子嚢群は散在し、丸い包膜は中心部が黒褐色でまわりは白い。