山地の日当たりのよい乾燥した場所に生える。根茎は長く地中をはって堅く、赤褐色のあらい毛がある。根茎から葉をまばらに出して、葉の長さは80~120cmになる。葉柄は褐色で光沢があって非常に堅い。葉の伸び方が独特で、葉柄の先に左右2枚の羽片があり、その間から柄が2本斜めに出て、その先に左右2枚の前と同じ形の羽片が出る。同様の伸び方を2~3回くり返して成長していく。各羽片は羽状に深裂、表面は緑色で裏面は白灰色。胞子嚢群は中肋と辺縁の中間に1列に並ぶ。
お知らせ・イベント情報をもっと見る
自然情報をもっと見る
宇久井ビジターセンター