海岸の岩の上や崖、礫浜などに生える常緑の多年草。庭などにもよく植えられるため、海から離れた場所でも見かけることがある。太い地下茎があって根生葉には10~40cmの長い葉柄があり、葉は長さ幅とも15~25cmの腎心形で、表面は深緑色でつやがある。展開前の若葉は内側に巻き込み、灰褐色の軟毛をかぶっている。10~11月、高さ40~70cmの花茎を伸ばし、先端に直径約5cmの黄色い花を10個ほどつける。春先に出る軟毛をかぶった若葉の葉柄は、食用にされる。
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宇久井ビジターセンター