海岸の砂地に生える高さ20~60cmの多年草。根生葉は長さ15~35cmで羽状に深く切れ込み、裏面の脈上には毛がある。葉は厚くて光沢があり、羽片の先端はトゲになる。茎につく葉は根生葉に比べて、やや小ぶりで基部は茎を抱かない。花は6月頃から咲き始め、花期は長く秋をすぎても花を見ることができる。頭花は濃い紅紫色、すべて両性の筒状花が集まったもので、短い枝の先に上向きにつく。地中に深く伸びた根はゴボウと同じように食用にされるため、別名ハマゴボウと呼ばれる。
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