ハマカンゾウ

和名
ハマカンゾウ
学名
Hemerocallis fulva var. littorea
科名
ユリ科
生息地
関東以西の本州・四国。
宇久井半島で見られる場所
海浜部・海岸に近い草地。
花の咲く時期
8月
花の色
黄系・緑系
ハマカンゾウの花の色

海岸の砂浜や、海岸近くの草原に生える多年草で、地下茎をのばして増える。根は株もとから多数出て、一部がふくらむ。葉は長さ50~70cm、幅1~1.5cmで質が厚く濃緑色で冬枯れしない。
8月頃、葉腋から70cmほどの花茎を出し、先が枝分かれして10個ほどの花をつける。花は濃い橙赤色で花被片は6枚、長さ葯8cm、下部は合生して筒状になる。おしべやめしべが先のほうで上向きに曲がる。
近縁のノカンゾウとは、葉が冬枯れしないこと、花茎につく包葉が長いこと、花柄が短いことなどの違いがあるが、見分けるのはむずかしい。

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