ヒメウズ | 吉野熊野ネイチャー図鑑

やぶがげや草地の道ばた、石垣のすきまなどに生える高さ１５～３０ｃｍの多年草。根元から多くの葉をだし、葉は３小葉に分かれ、裏面は白色でときに紫色をおびる。花は白色で直径４～５ｍｍ、下向きに咲き、がく片５、花弁５，雄しべ９～１５本、雌しべ２～４本からなる。がく片は花弁状で白色、長さ５ｍｍほどあり、花弁より大きい。名前のウズは烏頭でトリカブトの中国名である。