スピオ科の特長は頭部左右に非常に長大な一対のヒゲ(正式には副触手鬚と呼ぶ)を持ち、多くの種はエラを持ちます。体は一般に小さく、目立たないのですが、群生することが多く、小さな棲管の先からヒゲを出して振るので、小さな割には海中でよく目に付きます。ヨツバネスピオはスピオ科の中でも体が大きい方で、しかも、汚染海域に多産することから、汚染の指標種として有名です。一対のヒゲの他に、体の前方に4対のエラを持つことから、この名があります。浅海の砂泥底に見られます。
お知らせ・イベント情報をもっと見る
自然情報をもっと見る
宇久井ビジターセンター