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キクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Favia speciosa
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

本土暖海域で最も普通にみられる代表的なサンゴである。半球状の群体で、丸い莢は浅い溝で隔てられている。群体の直径が約1 mの大きな群体もみられる。灰褐色、茶褐色、黄緑色など色彩の変異が多い。

アバレキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Favia veroni
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

莢の直径が25mmで、キクメイシの15mmに比べて非常に大きいのが特徴である。キクメイシに似た半球状の群体になるが、直径が30 cmを越す大きなものはなく、数も少ない。

カメノコキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Favites abdita
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

塊状や盤状の群体を作る。莢は直径約10 mmの多角形で、規則正しく配列する。カメノコキクメイシ属を代表する種だが、串本では比較的出現量は少なく、大きく目立つ群体も少ない。

オオカメノコキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Favites flexuosa
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

生時は隣り合う莢の間に溝がみられ、キクメイシ属のようにみえるが、骨格標本ではこの溝がなく莢壁が連続する。5 m以浅の海底で多くみられるが、直径が50 cm以上の大きなものは少ない。

ゴカクキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Favites pentagona
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

塊状や被覆状の群体で、直径が50 cmを越す大きなものは少ない。莢の直径は約6 mmで、カメノコキクメイシ属の中では小さい。莢は一部不規則に配列して、デコボコした感じの群体になる。

ウネカメノコキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Goniastrea australiensis
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

被覆状や塊状の群体で、直径が50 cmを越す大きな群体も時々みられる。莢はノウサンゴのように細長くうねっているのが特徴である。色は全体が褐色のものが多いが、莢の中心部が黄緑色のものもみられる。串本では

ミダレカメノコキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Goniastrea deformis
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

被覆状や塊状の群体で、直径が30 cm以下の小さなものが多い。色は鮮緑色、赤褐色、褐色と変異が多い。暗所で紫外線蛍光灯をあてると、鮮やかな蛍光を発する。

ルリサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Leptastrea purpurea
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

被覆状の群体で、直径が30 cm以下のものが多い。莢は小さく多角形で、コカメノコキクメイシ属によく似る。共肉を手で押さえてよくみると、隣接する莢壁の間に細いすじがあるので、区別できる。

マルキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Montastrea curta
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

被覆状や塊状の群体で、直径が30 cm以下の小さなものが多い。キクメイシに似るが、莢は円形で、莢のわきから新しい莢が増えて群体が成長する。色は茶褐色のものが多い。

タカクキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Montastrea valenciennesi
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

茶褐色や緑褐色の塊状の群体で、キクメイシによく似るが、莢は角ばっている。骨格標本にすると、隣接する莢壁の間に細く深い溝があるので区別できる。串本では多くみられるが、沖縄のサンゴ礁域では少ない。

キクメイシモドキ

造礁性イシサンゴ類

学名
Oulastrea crispata
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

他のサンゴが生息できない湾奥部の泥っぽい海底を好む、変わり者である。群体は10 cm以下の小さなものが多く、骨格が黒っぽいのが特徴。造礁性イシサンゴ類の中では最も北にまで分布する種である。

オオナガレサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Oulophyllia crispa
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

被覆状や塊状、半球状の群体になるが、直径が1 m近くの大きなものもみられる。莢はノウサンゴのように溝状にながれるが、莢の幅が広いので、ノウサンゴ属のものと容易に区別できる。淡灰色で、串本では色の変異が

ミダレノウサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Platygyra contorta
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

被覆状や塊状で、串本では普通にみられるが、直径が50 cmを越す大きなものは少ない。莢はノウサンゴのように細長く伸びるが、莢壁の部分が縮んだように不規則になる。色は灰褐色や茶褐色のものが多い。

センベイサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Leptoseris explanata
科名
ヒラフキサンゴ科
目名
イシサンゴ目

群体はほぼ円形で、薄く葉状になる。骨格は固いけれど非常にもろく、標本用に採取した一部分はバラバラに砕けてしまった。サンゴ個体は周縁部に向かって斜めに傾いているので、最初に見たときは、これと同じ特徴をも

アバタセンベイサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Leptoseris mycetoseroides
科名
ヒラフキサンゴ科
目名
イシサンゴ目

被覆状の群体で、縁の部分が葉状になる。10~20mの岩礁斜面部で見かけることが多い。串本町沿岸では少ないが、少し北にある白浜町沿岸では主要なサンゴになっている。

リュウモンサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Pachyseris speciosa
科名
ヒラフキサンゴ科
目名
イシサンゴ目

薄い葉状の群体で、波紋のような同心円状の細かな峰が並ぶ。串本では最近まで記録がなかったが、潮岬西岸水深15 mのところで、直径約30 cmの群体が一つ確認されている。

サオトメシコロサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Pavona cactus
科名
ヒラフキサンゴ科
目名
イシサンゴ目

薄い葉状の枝が密に枝分かれして、全体的にみるとドーム状の群体になる。串本では最近まで記録がなかったが、潮岬西岸では密集した群落がみられる。

シコロサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Pavona decussata
科名
ヒラフキサンゴ科
目名
イシサンゴ目

大きくて厚い葉状片が板を組み合わせたように垂直に生育し、全体的には大きなドーム状の群体を作る。潮岬西岸の浅所では、広い範囲に密集した群落がみられる。

ハマシコロサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Pavona minuta
科名
ヒラフキサンゴ科
目名
イシサンゴ目

強固な塊状の群体を作るが、表面はなめらかで、離れてみるとハマサンゴ類と間違えることがある。串本では最近まで記録ななかった稀種。

シワシコロサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Pavona varians
科名
ヒラフキサンゴ科
目名
イシサンゴ目

被覆状や塊状に生育し、群体の表面にシワのような不規則な峰がある。シコロサンゴやサオトメシコロサンゴのように板状に立ち上がることはない。1mくらいの大きな群体も見られるが、岩に張り付くように生育している

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