造礁性イシサンゴ類
生時は隣り合う莢の間に溝がみられ、キクメイシ属のようにみえるが、骨格標本ではこの溝がなく莢壁が連続する。5 m以浅の海底で多くみられるが、直径が50 cm以上の大きなものは少ない。…
造礁性イシサンゴ類
被覆状や塊状の群体で、直径が50 cmを越す大きな群体も時々みられる。莢はノウサンゴのように細長くうねっているのが特徴である。色は全体が褐色のものが多いが、莢の中心部が黄緑色のものもみられる。串本では…
造礁性イシサンゴ類
被覆状や塊状の群体で、直径が30 cm以下の小さなものが多い。色は鮮緑色、赤褐色、褐色と変異が多い。暗所で紫外線蛍光灯をあてると、鮮やかな蛍光を発する。…
造礁性イシサンゴ類
被覆状の群体で、縁の部分が葉状になる。10~20mの岩礁斜面部で見かけることが多い。串本町沿岸では少ないが、少し北にある白浜町沿岸では主要なサンゴになっている。…
造礁性イシサンゴ類
薄い葉状の枝が密に枝分かれして、全体的にみるとドーム状の群体になる。串本では最近まで記録がなかったが、潮岬西岸では密集した群落がみられる。…