図鑑検索結果一覧

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ヒトデウロコムシ

大型多毛類

学名
Hololepidella nigropunctata
科名
ウロコムシ科
目名
サシバゴカイ目

ヒトデ類やクモヒトデ類に共生する小型の種で、多くの鱗を持ちます。鱗の色は共生するホストによって多少変異して、写真のような濃いアズキ色が普通ですが、アオヒトデなどに共生するものでは色が薄くなって、明るい

ウミユリウロコムシ

大型多毛類

学名
Paradyte crinoidicola
科名
ウロコムシ科
目名
サシバゴカイ目

各種のウミシダ類に共生する種です。体は太短く、15対の鱗によって全部覆われます。色彩変異が著しく、共生しているウミシダに似た色彩をしています。

学名
Pottsiscalisetosus praelongus
科名
ウロコムシ科
目名
サシバゴカイ目

体は長く、多くの鱗を持ちます。各鱗の内縁には黄色の縦紋があり、それが前後左右の鱗の黄色紋と連なって、白い虫体の背面に1本の黄色の縦筋となります。砂地にすむトゲモミジガイやヤツデスナヒトデに共生します。

スナウロコムシ

大型多毛類

学名
Psammolyce zeylanica
科名
ノラリウロコムシ科
目名
サシバゴカイ目

ノラリウロコムシ科はウロコムシ科と同じく背面に鱗を持ちます。ウロコムシ科の剛毛は全て関節のない単剛毛と呼ばれる部類の剛毛ですが、ノラリウロコムシ科の種はその他に、複剛毛と呼ばれる関節を持った剛毛を沢山

ナガタンザクゴカイ

大型多毛類

学名
Bhawania goodei
科名
タンザクゴカイ科
目名
サシバゴカイ目

タンザクゴカイ科は背面が黄金色をした小鱗状の剛毛で覆われるのが特長です。多くの種は体が短くて小さいのですが、その中にあってナガタンザクゴカイのみは、かなり長い体をしていて、野外でもよく目に付きます。こ

ウミケムシ

大型多毛類

学名
Chloeia flava
科名
ウミケムシ科
目名
ウミケムシ目

ウミケムシ属の特長は、背中の紫紋の両側に並ぶエラが羽状に枝分かれしている点です。ウミケムシは比較的太短い体と、背中のまん中に並ぶ濃い紫色の斑点の列が特長です。随分大型になり、体長15 cmを越えるもの

ハナオレウミケムシ

大型多毛類

学名
Eurythoe complanata
科名
ウミケムシ科
目名
ウミケムシ目

ハナオレウミケムシ属の特長は、エラがブッシュ状で、頭の後方にある肉冠の背面が台状に平らになることです。串本近海では大型になるのは本種1種のみです。ハナオレウミケムシはかなり細長い体つきで、全体に肌色ピ

カノコウミケムシ

大型多毛類

学名
Notopygos sibogae
科名
ウミケムシ科
目名
ウミケムシ目

この種が属するセナジリウミケムシ属はブッシュ状のエラと、頭の後方にある肉冠が上・左右と3列に開くこと、それに肛門が体後部の背面に開くことが特長です。カノコウミケムシは太短いからだ、背面の鹿子模様(写真

タテジマウミケムシ

大型多毛類

学名
Pherecardia striata
科名
ウミケムシ科
目名
ウミケムシ目

タテジマウミケムシ属はブッシュ状のエラと、羽状分岐したハート形の肉冠が特長であり、大型になる種は本種のみです。体は細長い。背面には細かなタテジマがあり、他種とすぐに区別できます。大きなものでは体長30

スゴカイ

大型多毛類

学名
Diopatra sugokai
科名
ナナテイソメ科
目名
イソメ目

ナナテイソメ科はイソメ科に似ますが、触手の根元が首曲がりストロー風に多輪状になるのが特長です。イソメ科の種と同様に、頭に5本の触手がありますが、それ以外に頭端に2本の短い触手があり、合計7本の触手があ

オニイソメ

大型多毛類

学名
Eunice aphroditois
科名
イソメ科
目名
イソメ目

イソメ科は口部に大きな顎を持つのが特長です。ナナテイソメ科の種に似ますが、触手は首曲がりストロー風の基部を持ちません。イソメ科の諸種はいろいろな環境に進出しています。その中で、イソメ属は5本の触手と、

シボリイソメ

大型多毛類

学名
Lysidice collaris
科名
イソメ科
目名
イソメ目

イソメ科の中で、触手が3本あるのがシボリイソメ属の特徴で、串本付近ではこの属には本種1種のみが普通です。体前部の背面は赤茶色で、無色の小さな円紋が無数に散らされていて、その模様からシボリイソメと呼ばれ

セグロイソメ

大型多毛類

学名
Arabella iricolor
科名
セグロイソメ科
目名
イソメ目

セグロイソメ科は頭部に目立つ触手がなく、疣足に常に翼状の突起を持った剛毛を持つのが特長です。外見上よく似たギボシイソメ科とは基本的には口部の顎の構造によって区別されますが、便宜的にはギボシイソメ科の種

ヒメアカムシ

大型多毛類

学名
Oenone fulgida
科名
ビクイソメ科
目名
イソメ目

ビクイソメ科は触手のない頭部を持ち、ギボシイソメ科やセグロイソメ科に似ますが、これらの区別は基本的には口部内部の顎の構造によっています。しかし外見上ビクイソメ科は他2科とは、各体節の疣足のすぐ上に短く

オオアカスジイソメ

大型多毛類

学名
Dorvillea australiensis
科名
コイソメ科
目名
イソメ目

コイソメ科の種は科名の通り、小型から超小型の種を含みますが、例外的に大型種が、数種含まれます。コイソメ科の特長は顎が非常に小さな多くの顎片でできていることです。オオアカスジイソメの特長は上に書いたよう

ヒモサシバ 

大型多毛類

学名
Phyllodoce violacea
科名
サシバゴカイ科
目名
サシバゴカイ目

サシバゴカイ科は細長い体と、各体節にウチワ状の大きな突起を持ち、体をくねくねと踊らせながら不器用に這い回ります。頭部には4本または5本の感触手を持ち、頭部の後に4対の長いヒゲを持つのが普通です。
 

キョウスチロリ

大型多毛類

学名
Goniada maculata
科名
ニカイチロリ科
目名
サシバゴカイ目

チロリ科と同じ形態の科ですが、チロリ科の口吻の先端には同大の顎が4個あるのに対して、本科の顎は2個の大型の顎片とそれらを弧状につなぐ多くの小さな顎片からできていることによって、別の科に分かたれます。ま

オトヒメゴカイ

大型多毛類

学名
Hesione reticulata
科名
オトヒメゴカイ科
目名
サシバゴカイ目

オトヒメゴカイ科の種はやや太短い体と、一般に細くて長いヒゲを各体節の左右に持ちます。海中で観察できるほどの大きさ以上の種は頭のすぐ後方に6対または8対のヒゲを持つのが特徴で、体を素早く振って、かなりの

シマシリス

大型多毛類

学名
Trypanedenta taeniaeformis
科名
シリス科
目名
サシバゴカイ目

シリス科の種は一般に小型なので、余り目立つものではありませんが、非常に多くの種が棲息しています。特に岩礁海岸の潮間帯下部では、50 cm四方の枠の中に数十種数百個体のシリス科の種が見つかります。しかし

ウスズミゴカイ

大型多毛類

学名
Nereis nichollsi
科名
ゴカイ科
目名
サシバゴカイ目

ゴカイ科の種は台形の頭の後方に4対のヒゲを持つのが普通です。口吻は翻出されると、その先端に大きな1対の顎があります。多くの種を含み、非常に多様な環境に適応しており、岩礁海岸から干潟まで、さらには河口の

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