タイマイ

和名
タイマイ
学名
Eretmochelys imbricata
科名
ウミガメ科  Cheloniidae
目名
カメ目  Testudines
綱名
爬虫綱  Reptilia

背甲は細長い卵円形で、黄色と黒褐色のモザイク模様をしている。甲羅の外縁が鋸歯状で、背甲の鱗板が屋根瓦のように重なり合っていることで他種と区別できる。直甲長は90 cmほどになる。頭部は幅が狭く、英名のHawksbill turtleの通り、くちばしが尖る。このくちばしで特定のカイメン類を掘り起こして好んで食べる。日本での繁殖域は沖縄本島以南で、八重山諸島に多い。1回の産卵数は約130個、卵の直径は約3.5 cm、孵化個体の直甲長は約4 cm、体重は約14 gである。串本では甲長40 cmほどの未成熟個体が捕獲されることがある。甲羅が奈良時代より「鼈甲」として珍重されてきた。

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