エラブウミヘビ

和名
エラブウミヘビ
学名
Laticauda semifasciata
科名
コブラ科  Elapidae
目名
トカゲ目  Squmata
綱名
爬虫綱  Reptilia

体はやや太く、青みのある褐色の基色に暗褐色の環帯があるが、腹側では狭く不明瞭になる傾向がある。成長すると150 cm、1800 gに達する。外見は近縁種のヒロオウミヘビに似るが、頭部の先端にある吻端板が上下2枚に分かれることで区別できる。日本では南西諸島に多く、南はインドネシアまでに分布する。本種を含むエラブウミヘビ亜科のウミヘビ類は腹板がよく発達しており、陸上で動き回ることも容易である。紀伊半島南岸での記録は1990年に白浜町(旧日置川町)沖のアカイカ漁で全長120 cmのものが捕獲されたものがあり、串本町沿岸の定置網で稀れに捕獲される。エラブウミヘビ亜科のウミヘビ類は上陸して岩の隙間に産卵する。日本での繁殖域は南西諸島に限られる。

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