全長は雄55cm,雌63cm。翼を広げると155~175cm になる大型のタカでトビと同じくらいの大きさ。翼は細長く、尾は短い。背と翼の上面は黒褐色、頭は白く冠羽があり、腹や翼の下面は白い。飛翔中の姿を見上げると全体に白っぽく見え、トビと区別できる。魚を主食とするため海岸、河口、湖沼などの水辺に生息し、停空飛翔(ホバリング)をして急降下し足で魚を捕る。全国の海岸に近い崖上や樹上などで繁殖するが個体数は少なく、環境省や和歌山県のレッドデータブックでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。
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