前翅長17~22mm。茶色で小型、ロケット形のチョウ。翅には一文字状の白い点列がある。イネの害虫として知られ、多化性で年4~5回発生し、秋に特に個体数が増し、大群が一方向に移動するのが観察される。熊野では「トンボ釣りチョウ」と呼ばれ、糸に結んでトンボを捕獲する遊びにする。日本全土に分布するが、北海道や東北は毎年北上する個体によると考えられる。国外ではヒマラヤからセレベスに至る広い地域に分布する。
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宇久井ビジターセンター