ツマグロヒョウモン

和名
ツマグロヒョウモン
学名
Argyreus hyperbius hyperbius LINNAEUS
科名
タテハチョウ科
生息地
暖帯林の周辺から草地、スミレ類のある人家周辺。
宇久井半島で見られる場所
ビジターセンター周辺。
観察できる時期
3~12月

メスの前羽の先端(ツマ)が黒いことからこの名がついた。
日本産ヒョウモンチョウでは唯一の亜熱帯系の蝶である。
盛夏でも夏眠することなく活動し、多化性(年4~5回発生)である点なども他のヒョウモンチョウとはまったく異なる。
各種の花を訪れ吸蜜する。山頂占有性があり平地から高山にまで見られる。
南方系の蝶であるが、パンジーなどの植栽の増加にともない分布を広げている。近年北上傾向がみられる種でもある。

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