ヒオドシチョウ

和名
ヒオドシチョウ
学名
Nymphalis xanthomelas japonica STICHEL
科名
タテハチョウ科
生息地
食樹を含む落葉広葉樹林、食樹のみられる人家周辺。
宇久井半島で見られる場所
樹間の開けたところ。
観察できる時期
4~6月

年1回、春に発生し羽化直後は吸蜜したり樹幹に止まり樹液を吸う。
1~2週間で姿を消しそのまま夏眠に入り、翌春までほとんど姿を見ることがない。
早春には越冬した成虫が路上や草地で羽を開き日光を浴びる姿が見られる。
越冬したオスは山頂や林間の空き地に集まり著しい占有行動を示し、近づく個体を追いかけては元の場所に戻る。
卵はエノキやヤナギ類に塊状に産み付けられる。卵からかえった幼虫は群生し、しばしば食草を食べ尽くしてしまう。

ページトップに戻る