- 学名
- Neolitsea sericea
- 科名
- クスノキ科
暖地の山野に自生し、特に海岸林に多く見られる常緑高木。樹高は15m、直径50cmに達する。
樹皮は灰黒色、小枝は緑色で円い。
葉は互生して枝先に集まってつき、放射状に開く。若葉は黄緑色の絹毛が密生…
暖地の山野に自生し、特に海岸林に多く見られる常緑高木。樹高は15m、直径50cmに達する。
樹皮は灰黒色、小枝は緑色で円い。
葉は互生して枝先に集まってつき、放射状に開く。若葉は黄緑色の絹毛が密生…
暖地の山地や丘陵地に普通に見られる落葉小高木で高さは3~5mになる。葉は長だ円形で長さ7~20cm、幅4~8cm、先は急に狭くとがり、基部はややハ-ト形にくぼむ。
葉柄のつけ根に枝をとりまく托葉の落…
宇久井半島のものは植栽されたもの。
海岸近くの暖地に自生する、常緑つる性木本。
雌雄異株。
11月頃、雌花のうは直径3~4cmの果のうになって熟す。…
宇久井半島のものは植栽されたもの。
カンヒザクラとオオシマザクラの自然交雑種の栽培品種。
1月末から2月にかけて開花する。
早咲きの中では花が大きく、桃色で華やか。…
山地に生える落葉高木で樹高15m、直径60cmに達する。
樹皮は黒みのある紫褐色、皮目は横に長くよく目立つ。若枝は無毛で緑色、翌年には灰白色、次に黒紫褐色になる。
葉は倒卵状だ円形で上半分が幅広く…
宇久井半島のものは植栽されたもの。
赤みを帯びる若葉が美しく、生垣にされる。
葉:互生、楕円形、6~12cm、ふちに細かい鋸歯がある。
花期:4月~5月初め
果実:秋に赤く熟す。…
宇久井半島のものは植栽されたもの。
葉:互生、楕円形、5~20cm、葉先に近い部分で葉の幅が最大。
花期:6月
堅果:翌年の秋に成熟し、長さ2~3cmと大きい。…
身近な里山や山地にごく普通に生える。
葉:互生、楕円形、5~13cm、先は急にとがり、先半分に粗い鋸歯がある。
花期:4~5月
堅果:11月頃に成熟し、長さ1.5~2cmの楕円形…
外洋の岩礁の潮間帯に多い笠形の貝。殻は扁平で大きさ5×3.5cm、殻高1cmのだ円形で前方がやや細くなる。無数の粗く不規則な放射肋があり、灰色の地に黒褐色の斑紋がある。内面には強い真珠光沢があり、薄い…
潮間帯上部の岩上に群生する。殻は螺頭の高くとがった円錐形で、殻高1.3cm、殻径0.8cm。殻表にはいぼ状の顆粒のある螺脈と間脈があり、黒色ないし褐色で顆粒が白く目立つ。殻口は濃褐色でふたは革質でうす…
潮間帯の岩礁にふつうに見られる巻き貝。殻は太い紡錘形で殻高3cm、殻径1.8cm。
殻表に4列の黒褐色のいぼがあり、列の間にも不連続の黒い筋がある。殻口も軸唇を除いて黒褐色になる。肉食性で特にカキ…
潮間帯上部の満潮線付近の岩に固着していて、干潮時はほとんど動かない。殻の大きさは4×3cm、殻高1cm、星形で殻表に7本の放射肋がある。殻の内面は白色で中央部が褐色、軟体部は淡黄色である。貝の形がちょ…
おもに潮間帯上部にすむ小型の笠状の殻をもつ貝であるが、他のカサガイ類と異なる有肺類に属する。殻は殻長、殻径ともに2cm、殻高0.7cm。殻表は黄褐色で放射肋は白色、肋間は黒みを帯び、また成長線と交わっ…
潮間帯上部にすむ笠状の殻をもつ貝で、殻径約3cm、殻高0.6cmと小型である。ウノアシガイに似ているが、殻頂からでる放射肋の数が7~10本と多く、特に右前方にでる肋は太くて幅広い。また、ウノアシガイは…
潮間帯下部の岩礁に足糸で付着しているイガイ形の二枚貝。殻頂は細くとがり、後方は広く丸く広がる。殻表には細かく刻まれた分岐した放射状の溝がある。殻表は青緑色で、ときに紅色を帯び、殻内は白色である。日本に…
外洋に面した転石海岸の潮間帯下部にすむ巻き貝。殻は円錐形で堅く、殻高、殻径ともに3.5cm。殻表はやや紫色を帯びた黒色で、弱い成長脈のほかは肋などが無く、平滑で同類の他種とすぐに区別がつく。殻口に切れ…
潮間帯上部の比較的平らな岩礁に密集して付着している2枚貝。左殻全面で岩に固着し、殻長、殻高ともには3~4cm、殻はやや薄く、ふくらみは弱い。右殻の周縁部には黒い筒状のトゲが直立している。内面は白色で、…
アオガイと同様岩礁の潮間帯にすむが、アオガイよりさらに高いところにすむ貝。殻の大きさは、2.5×2cm、殻高0.7cmで低い笠形。アオガイより殻口は円形に近く、殻頂も高くて中央に寄る。殻表には細かい放…