魚類
浅いサンゴ群落か砂礫底域に生息するニザダイの仲間。成魚の体色は前半が焦げ茶色、後半がうす茶色で胸ビレの上方に朱色の班紋があり、幼魚では全身黄色い。夏に幼魚がニセカンランハギなどと一緒に見られるが、成魚…
サンゴ群落や岩礁域に生息するニザダイの仲間。成魚の体色はこげ茶色で、眼の周囲と鰓の縁が黒く、胸部が朱色をしている。幼魚には数パターンの体色があり、ナメラヤッコに似た前半が白く、後半が黒いものや、ヘラル…
浅いサンゴ群落や岩礁域に生息するニザダイの仲間。体色は白く、体側に5、6本の黒い横縞がある。幼魚は夏に潮間帯でも見られ、ニザダイやベラ類の幼魚と、または同種で群れをつくる。全長25 cmになる。…
浅いサンゴ群落や砂礫底で見られるニザダイの仲間。体色は青灰色で、胸ビレは黄色、尾柄に白帯があり、尾柄のトゲは黒い。近くで観察できると、体側に細かい縦縞があることがわかる。よく似たニセカンランハギの群れ…
浅いサンゴ群落に生息するニザダイの仲間。体色は濃い茶褐色で、褐色の細い縦縞があり、背ビレと臀ビレの付け根後縁に黒点がある。成長すると吻と頬部から背ビレの前端に多数の明色点が出る。サザナミハギとは臀ビレ…
浅いサンゴ群落に生息するニザダイの仲間。体色は濃い茶褐色で、水色の細い縦縞があり、背ビレの基部後縁に黒点がある。同じ環境で見られるナガニザに似るが、臀ビレの基部後縁に黒点がないこと、背ビレと臀ビレの後…
熱帯の潮通しの良い岩礁域で大きな群れをつくることがある大型のカマスの仲間。体色は黒鉄色で、黒い横縞がある。第2背ビレ、臀ビレ、尾ビレは黒く、これらの先端が白い。夏の潮間帯に数cmの幼魚が見られ、10 …
沿岸で大きな群をつくるカマスの仲間。体色は茶色みのある銀色で、体側に焦げ茶色スジがある。カマスの仲間は区別が難しいが、本種は縦列鱗数が少ないこと(87~94)で他のカマス類と区別しやすい(ただし、タイ…
砂地に生息するダルマガレイの仲間。和名は「カレイ」だが、ダルマガレイ科の魚は眼が左側によっている。体色は有眼側(左側、表側)が薄い茶褐色で不規則なまだら模様がある。ある程度大きな個体では眼から数本の皮…
砂底や砂礫底に生息するカレイの仲間。カレイ類とは逆に両眼が左側に位置している。体色は有眼側が褐色で、多くの白点や黒点があり、三角形を描く3つの黒斑がある。無眼側は普通白い。成魚は水深100~200 m…
浅い砂礫底に生息するカワハギに近い仲間。体色は銀色で、背ビレ棘部周辺が黒く、胸ビレ基部と尾ビレが黄色い。全長24 cmになる。…
やや深い岩礁域で見られるモンガラカワハギの仲間。体色は黒く、腹側に大きな白斑が並び、網目模様となる。吻は黄橙色、吻と眼の間に黄色のスジ、背ビレ棘部周辺が黄色の細かい網目模様、尾ビレの中央部が黄色、背ビ…
岩礁域に生息するモンガラカワハギの仲間。体色は藍色で、尾ビレの上下葉が長く伸びるのが特徴。歯が赤いのが名前の由来。沖縄などのサンゴ礁外縁で大きな群れを作るが、串本では稀に見られるだけで、群れを見ること…
浅いサンゴ群落域で見られるアイゴの仲間。体色は黄褐色で、体側に虫食い状の模様があり、アイゴとの区別は容易である。小型個体は小さな群れをつくり、主に海藻類を食べている。アイゴの仲間は背ビレと臀ビレの棘に…
浅いサンゴ群落や岩礁域で見られる。体色は白黒黄色の太い横縞模様。体型や背ビレが長く伸びることがよく似ているチョウチョウウオ科のハタタテダイ類とは尾ビレが黒いことで簡単に区別できる(体色の似たハタタテダ…
浅い岩礁域で見られるテングハギの仲間。体色は青みのある灰色だが、幼魚はクリーム色をしている。成長すると眼の前の角が長く前に伸び、尾ビレに扇のような白い模様が出る。幼魚は潮間帯でニザダイ類の幼魚に混じっ…
浅いサンゴ群落や岩礁域に生息するテングハギの仲間。体色は薄い黄褐色で、尾柄にある2つの棘は水色。幼魚は角がなく、成長にしたがって伸びてゆく。幼魚は夏のタイドプールでニザダイの幼魚に混じって見られる。全…
浅い岩礁域や砂礫底域に生息するニザダイの仲間。体色は濃い灰色で、尾柄に3~5個の黒点がある。ホウライヒメジやニセカンランハギと共に群を作って普通に見られ、5 cm以下の幼魚は夏にタイドプールでよく見ら…
サンゴ群落に生息するニザダイの仲間。体高が高く、背ビレと臀ビレは幅が広い。全身黄色一色で、体形がそっくりのゴマハギとは体色の違いで区別できる。串本では浅い枝状ミドリイシ群落で稀に見られる。全長20 c…
浅いサンゴ群落で見られるニザダイの仲間。体色は茶褐色で体の後半が濃く、尾柄の棘部は白い。幼魚では細かい横縞模様がある。h比較的普通に産する幼魚は枝状ミドリイシ類の多いところでよく観察され、驚くと枝の隙…
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