南日本の浅い海で見られるスズメダイの仲間。
紀伊半島では幼魚が夏頃から潮間帯で見られます。
体側に5本の横縞があり、オヤビッチャによく似ていますが、尾鰭の上下葉にに明瞭な2本の線があることや、体色に青…
体長1.2m前後のものが多いが、時に2mを超えるものもある。体は黄色からオリーブ色を帯びた褐色で、4本の黒褐色の縦縞があるのでこの名がある。カエル、トカゲ、小鳥などをエサとし、行動はすばやい。畑地や林…
体長45~77cm。熊野では「ハビ」とも呼ばれている。頭は三角形で頸と尾がくびれ太短い。背面には銭形斑紋がある。卵胎生で8~9月に2~12匹の子マムシが産まれる。秋に子供を口から産むために動物を襲って…
体長20~25cm。茶褐色で金属光沢があり、胴側部は黒帯がある。幼体は黒色で黄白色の5本の縦条が走り、尾は鮮やかなブルー。尾を自切して再生することでも有名。初夏に5~16個土中に産室を作って産み、ふ化…
体長3~4cm。
体色変化が巧みで、淡黄から暗褐色まで、周囲の環境に応じて変化する。平地や低山地の林、草原、生垣などの低い木や草の上で生活する。繁殖期は水田や水たまりに集まる。昆虫をねらって夜間灯火に…
スズメより大きく、ハトより小さい黒褐色の鳥。顔には不規則な白斑があり、くちばしと足はオレンジ色。雌雄同色。
芝生内や農耕地などで歩きながら昆虫やクモを捕食するが、柿や桃の実も大好物である。
宇久井では…
スズメよりやや小さく、頭から背中は黄緑色で喉は黄色く、腹は白っぽい。目の周囲の白色が目立ち、雌雄同色。
暖地の常緑広葉樹林帯を好み、針葉樹林帯には少ない。
留鳥として一年中見られるが、冬場は寒地からの…
全長20cmでムクドリより小さい。他の鳥の囀りなどもまねることから「百舌鳥」の名がついた。頭上は茶褐色で、後頸から腰は灰色。眉斑は淡褐色で、過眼線は黒い。初列風切の基部に白斑があり、止まっている時も目…
全長13.5cmのスズメより小さい鳥。尾の長さが体の半分以上もあるので、「エナガ(柄長)」という名がついた。背面は黒地に紅紫の班が左右にある。頭上は白く、黒い眉班がある。顔などの下面は白く、下腹は紅紫…
夏に本州中部から北海道の林で繁殖し、冬はフィリピンなどで越冬するため大きな渡りを行なう、ムクドリより少し小さい旅鳥。宇久井では渡りの途中の春と秋に見られる。雄は頭から胸にかけては灰色がかった白色で、ほ…
全長14cmとスズメよりやや小さい鳥で、ヤマガラより尾はやや長い。頭と喉は黒色、ほおは白色、背と翼の上面は青灰色、腹は白色で喉から腹にかけてネクタイ状の黒い縦帯がある。雄はこの縦帯が太く、雌は細い。全…
雌雄同色。体の上面は暗緑色で腹は白く、目の上に黄白色の細い眉斑が目立つ全長12cmの小さな鳥。頭の上にはオリーブ色の頭央線がある。体色は地味で目立たない。前のめりに体を水平にして枝などに止まり、葉や小…
全長13cmとスズメくらいの大きさ。本州北部から北海道以北の草原などで繁殖し、冬期は東南アジアなどで越冬する旅鳥。宇久井には移動の途中の春と秋に立ち寄る。北上途上の春に観察できる雄の夏羽は頭から背にか…
全長50cm。良く似ているハシブトガラスより小さい。ハシというのは嘴のことで、嘴は細く上嘴はやや湾曲している。額はなだらかで、全身光沢のある黒色。ハシブトガラスが分布を広げている極度に都市化が進んだ地…
全長16cmで、スズメより少し大きく、体型はホオジロに似ています。体は黄色味のある褐色で、喉から腹部にかけては特に黄色く、黒い縦斑があります。雄の頭上と頬は緑灰色で、雌は灰緑色です。雌には淡黄色の眉斑…
頭胴長46~58cm、体重3~9kg。
各地で繁殖し、人家周辺でもよくみかける。雑食性で宇久井半島でも休暇村によく現れ、人間の与える食物をよく食べることで、テレビや新聞に登場したことがあったが、いまで…
色々な広葉樹材に多数群生する。アカメガシワやクワなどもよく発生する材である。キクラゲに似るがキクラゲは主にブナ帯のキノコ。表面は灰褐色で白色の細毛が密生する。乾くと固くなる。キクラゲと同じように食用と…
傘径2~3cm。林内の倒木や枯木、切り株などに多数群生するので「千本茸」の名がある。傘は白色から灰色になる。小さすぎることもあって食用にはされない。この科にはいわゆるヒトヨタケがあり、すばやく成長して…