- 学名
- Macroscytus japonensis Scott
- 科名
- ツチカメムシ科
体長7~10mm。光沢の強い黒色。林内の落葉層に多く、クスノキやヤツデの落果を吸汁する。また地中の根からも吸汁する。新成虫は5~6月に出現する。灯火に飛来することも多い。落とし穴トラップにも入る。本州…
体長7~10mm。光沢の強い黒色。林内の落葉層に多く、クスノキやヤツデの落果を吸汁する。また地中の根からも吸汁する。新成虫は5~6月に出現する。灯火に飛来することも多い。落とし穴トラップにも入る。本州…
体長5~8mm。小型のエンマコガネ。黒色でツヤがある。
林内の腐敗動物質に集まることが多いが、獣糞や人糞にも集まる。宇久井半島ではタヌキの溜め糞から見つかっているが、ビールや酢を誘因剤にした落とし穴…
体長17~25mm。
背面は銅色、時に青銅、緑青銅色になる。
幼虫はサツマイモ、ナス、イチゴの根やスギ、ヒノキの幼苗の根を食害するいわゆる「根切り虫」。
成虫は各種の広葉樹の葉を食べ、ツル植物にも集ま…
体長25~32mm。
褐色から暗褐色で、体の表面に灰白色の毛を密生する。
幼虫は海岸や河原の砂地で生活し、木や草の根を食べる。日中なかなか姿にお目にかからないが、夜間灯火に多数飛来する。…
体長16~22mm。
紀伊半島にすむものは、背面がルリ色~青緑に輝き、ルリセンチコガネの名でよばれている。
シカ、イノシシ、タヌキなどの獣糞に集まる。
宇久井半島には、シカやイノシシなど大型の獣がいな…
体長12~29mm。大型のゾウムシで、人家の内外で見られることが多い。動きが遅く、簡単に捕まえることが出来る。野外ではカナブンやクワガタムシの集まるコナラやクヌギで一緒に見られることもある。新成虫は6…
体長6~13mm、黒色で光沢がある。
オープンランドに生息し、新鮮なウシ、シカ、イヌ、人などの糞に集まる。
平地から見つかることが多いが、熊野では山間部でも見られる。
糞の処理能力が高く動きも敏捷で、…
体長23~32mm。
背面はつやのある黄褐色から茶褐色であるが、赤褐色、緑色、紫青色など変異が多い。
日本のカナブンの仲間では最も普通に見られる。
成虫は樹液や熟果に集まるが、普通種でありながら、幼虫…
体長27~56mm。
子供に最も人気のある甲虫。
幼虫は朽木やたい肥の中にすみ、積み上げた落ち葉のなかから大量に見つかることがある。
成虫はクヌギなどの樹液に集まり、森の主役となる。夜間灯火にもよく集…
潮間帯に生息するハゼの仲間です。転石の下に隠れ易いように、体が紡錘形でやや縦扁し、頭部はよく縦扁します。
体色は黒地に不規則な白斑が多数あります。生息環境および形態がよく似るドロメとは、胸鰭と尾鰭に黒…
波の荒い岩礁域に生息するスズメダイの仲間です。
本州沿岸では夏頃に数㎝の幼魚がタイドプールで見られます。体色は濃い灰色で、5本の白い横縞がありますが、中央の1本を除くと不明瞭なことが多く、はっきりとし…
潮間帯のような浅い沿岸域に生息するハゼの仲間です。
イソハゼの仲間は日本で40種ほどが知られていますが、全て小型で和名のついていないものも多く、見分けるのも難しいグループです。
イソハゼは本州沿岸のタ…
浅い岩礁域やサンゴ礁に生息するスズメダイの仲間です。
体側に5本の黒い横縞があります。よく似たロクセンスズメダイとは背中が黄色く、尾鰭の上下葉に明瞭な黒い線がないことで区別できます。
南日本のタイドプ…
タイドプールや潮間帯などの浅い海、河口の転石下などに普通に生息するハゼの仲間です。
日本産クモハゼ属は10種が知られており、互いによく似ています。
クモハゼは第一背鰭の外縁に黄白色の帯があることと、体…
潮間帯に生息するスズメダイの仲間です。
南日本では夏頃に幼魚がタイドプールでシマスズメダイと一緒に見られます。
成魚の体色はクリーム色で、7本の灰色の横縞がありますが、本州沿岸では成長した個体はめった…
潮間帯に生息するスズメダイの仲間です。
南日本では暖かい季節にタイドプールでシチセンスズメダイと共に幼魚が見られます。
成魚の体色は太い濃灰色と白色の横縞模様で、尾鰭基部に黒斑がありますが、本州沿岸で…
浅い海に生息するスズメダイの仲間です。
体色はクリーム色で、体側に7本の黒い横縞があります。よく似たオヤビッチャやシチセンスズメダイとは、黒い横縞が細いことで区別できます。また、尾鰭や背鰭、臀鰭が黒っ…