潮間帯の岩礁上にとぐろを巻くように固着して生活する巻き貝の仲間です。
管の直径は1㎝ほど、殻全体の直径は5~6㎝になります。殻の表面には5~10本の螺肋(縦方向の筋)があり、内部には畝がなく紫色をして…
よく波の当たる岩礁域の潮間帯で岩の割れ目に群生する甲殻類です。
頭状部には貝のように堅い爪状の殻が8枚あり、その周辺には20枚ほどの小さな殻があります。頭上部の中には蔓脚と呼ばれる6対の手があり、波に…
波のよく当たる潮間帯の岩礁上に固着して生活するフジツボの仲間です。
殻は灰色で、その表面は細い鱗状になっています。潮間帯で見られるフジツボ類の中では大型種で、直径4㎝ほどになります。体の上部中央に4枚…
体は淡い光沢のある灰褐色で、背面に様々な形状をした大小の突起が連なるように並び、複雑なコブ状となっています。突起の隙間は黒く、水色の蛍光色を発する斑点が多数あります。頭部には体の突起とよく似た触角が1…
熱帯から亜熱帯の潮間帯や浅い海に生息するナマコの仲間です。
体は非常に柔らかく、中央の膨れた円筒形をしています。口から20本の触手を伸ばして、海底の砂と一緒に餌となる有機物を取り入れ、砂を糞と一緒に出…
本州沿岸で普通に見られる馬糞型のウニ仲間です。
灰緑色をしており、殻の直径は4㎝ほどで扁平、5㎜以下の非常に短い棘が密生します。潮間帯から潮下帯の転石下に隠れて生息しています。
最もおいしいウニとして…
全世界の熱帯から温帯域にかけての岩礁海岸に生息する代表的な海岸動物で、陸上で湿った石の下などで見つかるダンゴムシやワラジムシに近い仲間です。
陸上で生活し、自ら海に入ることはほとんどありませんが、体を…
本州沿岸で最も普通に見られる毬栗型のウニの仲間です。
濃い紫色をしており、殻の直径は5㎝ほどでやや扁平、棘の長さは2㎝ほどになります。浅い岩礁域で岩の隙間や転石下に隠れています。
全国的に食べられてい…
殻径15mm。
殻は平べったく、黄褐色で光沢がある。
朽木などの下に生息するが、雨季には木の幹に上がることもある。
那智山がこの種の模式産地になっている。…