図鑑検索結果一覧(38/43) | 吉野熊野ネイチャー図鑑

学名

Leptoseris mycetoseroides

科名

ヒラフキサンゴ科

目名

イシサンゴ目

被覆状の群体で、縁の部分が葉状になる。10～20mの岩礁斜面部で見かけることが多い。串本町沿岸では少ないが、少し北にある白浜町沿岸では主要なサンゴになっている。…

学名

Pachyseris speciosa

科名

ヒラフキサンゴ科

目名

イシサンゴ目

薄い葉状の群体で、波紋のような同心円状の細かな峰が並ぶ。串本では最近まで記録がなかったが、潮岬西岸水深15 mのところで、直径約30 cmの群体が一つ確認されている。…

学名

Pavona cactus

科名

ヒラフキサンゴ科

目名

イシサンゴ目

薄い葉状の枝が密に枝分かれして、全体的にみるとドーム状の群体になる。串本では最近まで記録がなかったが、潮岬西岸では密集した群落がみられる。…

学名

Pavona decussata

科名

ヒラフキサンゴ科

目名

イシサンゴ目

大きくて厚い葉状片が板を組み合わせたように垂直に生育し、全体的には大きなドーム状の群体を作る。潮岬西岸の浅所では、広い範囲に密集した群落がみられる。…

学名

Pavona minuta

科名

ヒラフキサンゴ科

目名

イシサンゴ目

強固な塊状の群体を作るが、表面はなめらかで、離れてみるとハマサンゴ類と間違えることがある。串本では最近まで記録ななかった稀種。…

学名

Pavona varians

科名

ヒラフキサンゴ科

目名

イシサンゴ目

被覆状や塊状に生育し、群体の表面にシワのような不規則な峰がある。シコロサンゴやサオトメシコロサンゴのように板状に立ち上がることはない。1ｍくらいの大きな群体も見られるが、岩に張り付くように生育している…

学名

Coscinaraea columna

科名

ヤスリサンゴ科

目名

イシサンゴ目

茶褐色の被覆状や塊状の群体になる。大型の群体に成長し、直径が1 mを越すものが多い。高富海岸沖水深5 mの平坦な海底に直径が約4 mに達する岩のような群体がある。地元漁業者もその存在を知っているが、サ…

学名

Psammocora profundacella

科名

アミメサンゴ科

目名

イシサンゴ目

ハマサンゴ類や同属のベルベットサンゴに似るが、群体の表面に多角形のくぼみがあるので見分けられる。群体はやや盛り上がった被覆状で、串本では直径が30 cmを越すものは少ない。…

学名

Psammocora superficialis

科名

アミメサンゴ科

目名

イシサンゴ目

褐色から緑褐色の被覆状の群体になる。莢は細かく海中では形が分かりにくい。他のサンゴに比べて、群体の表面はなめらかなので、サンゴであると気づかないこともある。…

学名

Cycloseris cyclolites

科名

クサビライシ科

目名

イシサンゴ目

串本では数少ない単体の造礁性サンゴである。また普通のサンゴのように岩に固着することなく、海底に転がっている。串本では初めての記録である。ベロン博士の報告では串本での生息を記録しているが、これは白浜で採…

学名

Lithophyllon undulatum

科名

クサビライシ科

目名

イシサンゴ目

やや厚めの葉状群体で、大きくなるとカワラを積み重ねたように生育する。茶褐色のものが多いが、緑褐色のものもみられる。外海に面した海域では少なく、有田港などの内湾域に多くみられる。…

学名

Goniopora lobata

科名

ハマサンゴ科

目名

イシサンゴ目

日中でも24本の触手をもったポリプを長く伸ばしている。このポリプを刺激すると莢の中に引っ込む。色は淡褐色から褐色で、ポリプの口の部分がピンク色のものもある。数は多くないが、内湾域を除くほとんどのポイン…

学名

Goniopora stutchburyi

科名

ハマサンゴ科

目名

イシサンゴ目

群体は丸味をもった塊状で、直径が1ｍを越える大きなものも見られる。他のハナガササンゴ類に比べて莢が非常に小さく、ポリプもあまり長く伸びず目立たない。このサンゴにはトヨツガイやクチムラサキサンゴヤドリガ…

学名

Porites heronensis

科名

ハマサンゴ科

目名

イシサンゴ目

塊状や被覆状の群体を作るが、1 mを越すような大きなものは少ない。色は褐色や緑褐色のものが多いが、赤くみえるものもある。潮岬西岸にはサオトメシコロサンゴなどと混生した高密度な群落がみられる。…

学名

Porites lutea

科名

ハマサンゴ科

目名

イシサンゴ目

莢の直径は1.5 mmで小さいが、1 m以上の大型塊状群体になる。群体にはイバラカンザシやカンザシヤドカリなどがすみつき、大型のものは周囲に魚やエビなどが集まり魚礁になる。…

学名

Caulastrea tumida

科名

キクメイシ科

目名

イシサンゴ目

枝分かれした先端に莢があり、この枝が互いに隣接して、一見するとキクメイシのような半球状の群体にみえる。色は鮮やかな緑色のものが多く、海中でよく目立つ。串本では普通にみられるが、沖縄のサンゴ礁域では少な…

学名

Chondria ryukyuensis

科名

フジマツモ科

目名

イギス目

体の高さは15 cmほどになる海藻で、基部は円柱状。上部は扁平で繰り返し平面的に枝分かれして広がる。軟骨質で丈夫。大きな特徴はその色で、全体が鮮やかな紫色となり、水中では紫色の蛍光を発し、大変美しくま…

学名

Stylocoeniella　guentheri

科名

ムカシサンゴ科

目名

イシサンゴ目

被覆状や塊状の群体になる。莢（キョウと読む：ポリプがしまい込まれるくぼみ）は1 mm程度で、コモンサンゴ類やハマサンゴ類に似ている。群体の所々に小さな紅藻類が着生していることが多い。串本では普通に見ら…

学名

Pocillopora damicornis

科名

ハナヤサイサンゴ科

目名

イシサンゴ目

細かく枝分かれした樹状の群体だが、離れた所からみると半球状の群体のようにみえることもある。褐色の群体が多いが、鮮やかなピンク色のものもある。枝の間にはサンゴガニ類がすんでいることが多い。串本では普通に…

学名

Stylophora pistillata

科名

ハナヤサイサンゴ科

目名

イシサンゴ目

樹状の群体で、枝の先は丸くなっている。離れた所からみると暗褐色の半球状群体にみえる。高知県竜串海中公園周辺では多数みられるが、串本では少ない。…