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ナシジイソギンチャク

浅海性イソギンチャク類

学名
Nemanthus sp.
科名
ウスアカイソギンチャク科
目名
イソギンチャク目

ウスアカイソギンチャクと同じ生態を持っています。一般にヤギ類は流れのあるところに、流れに対して直角に網を張るように群体を成長させ、流れに乗ってくる餌を効率よく捕らえています。このヤギの上をすき間なく覆

クロホシイソギンチャク

浅海性イソギンチャク類

学名
Actinothoe nigropunctata
科名
ナゲナワイソギンチャク科
目名
イソギンチャク目

体の直径が1cmほどの小型種で、潮間帯付近の石の下面に付いていることが多い種です。体は柔らかく、所々に小さな黒点が見えます。体を押してやると、この黒点のところから、白い糸が出てきますが、これは槍糸(や

ミナミウメボシイソギンチャク

浅海性イソギンチャク類

学名
Anemonia erythraea
科名
ウメボシイソギンチャク科
目名
イソギンチャク目

体の直径が2~3cmほどの中型種で、潮間帯から水深10mほどの岩礁で見つかります。筋肉の発達がよくないため、触手は常に開いています。体は低い円筒状で、触手の下に隠れていて、あまり目立ちません。足の筋肉

ヒメイソギンチャク

浅海性イソギンチャク類

学名
Anthopleura asiatica
科名
ウメボシイソギンチャク科
目名
イソギンチャク目

体の直径が2~3cmほどの中型種で、潮間帯付近の岩礁にすみ、多くの場合は岩の表面に比較的密な群落を作っています。これは頻繁に2分裂を繰り返し無性的に殖えるからです。従って一つの集団は元々1個体のイソギ

スナイソギンチャク

浅海性イソギンチャク類

学名
Dofleinia armata
科名
ウメボシイソギンチャク科
目名
イソギンチャク目

砂に埋まった小石などに足盤を付けて、砂上に48本の太い触手を広げています。広げた触手の直径は15~20cmになります。触手の表面に見える斑点は刺胞と呼ばれる毒液の入ったマイクロカプセルで、スナイソギン

サンゴイソギンチャク

浅海性イソギンチャク類

学名
Entacmaea actinostoloides sensu Uchida
科名
ウメボシイソギンチャク科
目名
イソギンチャク目

開いた触手環の直径が30cmまでの大型種です。浅海の岩礁上に群生し、分裂をして、無性生殖によって、岩礁上に群落を形成します。触手の先端の少し下が球状にふくらむのが本種の著しい特徴ですが、常にふくらんで

オオサンゴイソギンチャク

浅海性イソギンチャク類

学名
Entacmaea maxima sensu Uchida
科名
ウメボシイソギンチャク科
目名
イソギンチャク目

開いた触手環の直径は50cmを超えます。串本地方では最も大きくなるイソギンチャクの一つです。前種、サンゴイソギンチャクによく似ますが、分裂でクローン集団を作ることはありません。触手は非常に長く、触手の

アジサイイソギンチャク

浅海性イソギンチャク類

学名
Antheopsis cookei
科名
ハタゴイソギンチャク科
目名
イソギンチャク目

直径20~25cmの円盤状の口盤を広げている大型種で、口盤上にはやや短い触手が放射状に配列します。触手は中程が太い砲弾型で、良くのびた状態では、触手は口盤上で垂直に立ち上がります。触手の先方半分は白っ

キッカイソギンチャク

浅海性イソギンチャク類

学名
Antheopsis koseirensis
科名
ハタゴイソギンチャク科
目名
イソギンチャク目

直径20~25cmの円盤状の口盤を広げている大型種で、口盤上にはやや短い触手が放射状に配列します。触手はほとんど円柱状で、通常、口盤上で外方向に寝ています。触手の色は透明感のある暗褐色で、先端は普通ピ

コマルキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Plesiastrea versipora
科名
キクメイシ科
目名
イシサンゴ目

ややこんもりとした被覆状の群体になることが多い。莢の直径は約3 mmで、生時はトゲキクメイシ属のものによく似ている。色は灰褐色、茶褐色、緑褐色など変異が多い。分布域が広く、伊豆半島でもよくみられる。

サザナミサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Merulina ampliata
科名
サザナミサンゴ科
目名
イシサンゴ目

串本では最近まで記録がなかったが、潮岬西岸で小さな群落を作っているのが確認された。沖縄などのサンゴ礁海域では、薄い板状のものが重なり合って、1 m以上の大きな群体になるが、ここでは直径50 cm以下の

イボサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Hydnophora exesa
科名
サザナミサンゴ科
目名
イシサンゴ目

被覆状や塊状の群体を作るが、形は不規則で変化に富む。色も褐色や緑褐色など変異が多い。手で触ってポリプをひっこめると、高さ10 mmほどのイボ状の突起がよくわかる。高緯度海域でよくみられる造礁性イシサン

アマクサオオトゲキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Acanthastrea amakusensis
科名
オオトゲサンゴ科
目名
イシサンゴ目

莢は他のオオトゲキクメイシ類に比べて小さく、角ばっている。群体は小さく、薄いドーム状になる。2~3 mの浅所に多くみられ、莢の中心部と周辺部で色が異なる。

ヒメオオトゲキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Acanthastrea echinata
科名
オオトゲサンゴ科
目名
イシサンゴ目

直径約15mmの多角形の莢が並び、カメノコキクメイシ類によく似た外形になる。やや厚みのある被覆状の群体になることが多く、群体の直径が30 cmを越えるものは少ない。同属のヒラタオオトゲキクメイシによく

ヒラタオオトゲキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Acanthastrea hemprichii
科名
オオトゲサンゴ科
目名
イシサンゴ目

被覆状や半球状の群体を作る。莢の外観はカメノコキクメイシ類に似るが、手で触ると発達した棘が当たりチクチクする。色は褐色から鮮やかな緑色など変異が多い。串本では普通にみられる。

オオトゲキクメイシ

造礁性イシサンゴ類

学名
Acanthastrea hillae
科名
オオトゲサンゴ科
目名
イシサンゴ目

莢が大きくアツクチキクメイシに似ているが、手で触ってみると、オオトゲサンゴ科に特有の大きな棘を持つことが分かる。串本では普通にみられるが、直径30 cm以下の小さな群体が多い。

ヒラサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Australomussa rowleyensis
科名
オオトゲサンゴ科
目名
イシサンゴ目

串本ではこれまで写真にある一例しか記録がない。中心にある莢の直径は大きく約5 cmで、群体の半分を占めている。

オオハナガタサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Lobophyllia hemprichii
科名
オオトゲサンゴ科
目名
イシサンゴ目

直径が1 m以上の半球状の群体になる。数は少ないが、岩の上のほうに着生することが多く、よく目立つ。共肉がふくらんでいると、群体表面が連続した球面にみえるが、手で共肉を押さえると、隣接した莢が離れている

ハナガタサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Symphyllia valenciennesii
科名
オオトゲサンゴ科
目名
イシサンゴ目

中央がやや盛り上がった円盤状の群体になって、岩に着生する。串本では群体の直径が30 cmくらいのものが普通にみられる。色は茶褐色や緑色、赤色のものなど変異が多い。不思議なことに、海中で鮮やかな赤色にみ

キッカサンゴ

造礁性イシサンゴ類

学名
Echinophyllia aspera
科名
ウミバラ科
目名
イシサンゴ目

岩と同じような色合いで、薄く被覆状に生育するため、サンゴであると気がつかないダイバーも多い。水深10~20 mの海底では被度が50%を越す群落がよくみられる。地味な存在だが、クシハダミドリイシとならん

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