魚類
浅い砂地に生息する普通種。砂から顔だけ出している姿が見られる。眼の後方に茶色の鞍掛け模様があるのが特徴。全長50 cmになる。…
サンゴ群落、岩礁域など沿岸域で普通に見られるイワシの仲間。海が荒れている時に潮間帯に侵入してくることもある。冬季に大きな群れがよく見られる。鱗が剥がれやすく、寿命が短いことなどから、水族館で飼育される…
浅いサンゴ群落や砂礫底に生息する普通種。「ゴンズイ玉」と呼ばれる濃密な群れをつくる。胸ビレと背ビレの棘に毒があり、刺されるとズキズキと痛む。成魚は普通夜行性で、港で夜釣りをするとよく釣れる。全長20 …
砂地に生息するエソの仲間。マエソやワニエソによく似るが、側線鱗数の違い(マエソやワニエソの55ほどに対して本種は65)で区別できる。砂に半分以上体を埋めている姿がよく見られる。全長55 cmになる。…
浅いサンゴ群落近くの砂礫底域に生息するエソの仲間。体色は茶褐色で第1背ビレの後方に2本の太い焦げ茶色の横帯がある。全長25 cmになる。…
沿岸の砂礫底に生息するエソの仲間。アカエソに非常によく似ているが、背ビレが11~13軟条(普通12軟条、アカエソは13~14軟条)であること、前鼻孔の皮弁が糸状(アカエソはヘラ状)であることなどで、一…
沿岸の砂礫底に生息するエソの仲間。アカエソによく似るが、体側にある濃赤色の縦スジが明瞭なことで、よく似た他種と区別できる。全長25 cmになる。…
沿岸の砂地に生息するエソの仲間。体色は茶色で、横縞がある。オグロエソによく似るが鰓蓋の上縁が黒いことと、尾柄に大きな黒斑がないことで、容易に区別できる。全長25 cmになる。…
沿岸の砂地に生息するエソの仲間。体色は茶色で、横縞がある。尾柄部に黒斑があることで、他のアカエソ類と簡単に区別できる。クロホシイシモチやキンメモドキのような小型の魚類が群れを作る小さな根の周りでよく見…
棘皮動物類
体長20-25 cm の大型のナマコです。独特の模様によって他のナマコと容易に区別が付きます。やや砂泥っぽい海底に多いようです。手でつかむと粘着性の強い白色のキュビエ氏管をはき出します。多くのナマコと…
体長50 cm になる大型のナマコです。一見食用にするマナマコによく似ますが、マナマコは大きなイボがほぼ6列に並ぶだけですが、アカオニナマコはそれ以外に小さなイボが無数に散布され、全体に体中イボだらけ…
体長10-15 cm の小型のナマコです。潮間帯の石の下に群れをなして潜みます。体は柔らかく、目立った足(管足)はありません。肉中には車輪形をした小さな骨片が無数に埋まっています。この骨片の形から、ク…
砂地に生息するカスザメの仲間。体はエイのように扁平。体色は淡褐色地に細かい多数の褐色点がある。腹側は白い。体の後半に背ビレが2基あり、体形がサカタザメ類に似るが、鰓が胸ビレの前にある切れ込み内にあり、…
やや深い砂地に棲息するエイの仲間で、エビ刺し網などで時々漁獲される。よく似たコモンサカタザメとは吻がよくとがることや暗色の小黒点がないことで区別できる。砂に埋もれていることが多いので、ダイビングなどで…
砂地に棲むエイの仲間で、エビ刺し網でよく混獲されている。尾ビレの棘に毒があり、刺されると大変痛む。腹側の縁が黄色いのが特徴。ごく浅いアマモ場で見られることもある。体盤幅80 cm、全長1 m以上になる…
浅いサンゴ群落域近くの砂地や泥地に棲息するアカエイの仲間。背面に水色の斑が散在し、両眼間を通る暗色帯があることで、ほかのアカエイ類から区別ができる。アカエイと比べると、眼が突出しており、砂に潜って眼だ…
やや内湾的な砂泥底域に生息するエイの仲間。体色は褐色で、腹側は薄い灰色。尾の先に小さな尾ビレがある。また、尾ビレの前に毒棘がある。体盤幅30 cm、全長50 cmほどになる。…
やや内湾的な砂泥底域に生息するエイの仲間。横幅が非常に長いという体形の特徴がある。体色は灰褐色で、黒斑が散在する。尾は短く、横縞がある。体盤幅120 cm、全長80 cmほどになる。…
沿岸の砂地で見られるトビエイの仲間。体色は茶褐色で、腹側は白い。尾は長く、体盤長の2倍程度になる。尾の付け根近くに背ビレがあり、その後ろに数本の毒棘がある。吻端はマダラトビエイより丸い。体盤幅50 c…
浅い潮間帯で、転石や岩の隙間に隠れ住むウツボの仲間で、串本では稀にしか見られない。生息域がごく浅いこともあり、ダイビング中にはなかなか見られないものと思われる。成熟したオスは犬歯状の牙をもつが、それ以…
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