魚類
やや内湾的な浅いサンゴ群落域でサンゴの隙間に隠れ棲むテンジクダイの仲間。体色は焦げ茶色で黒い横縞がある。鰓に眼径大の黒斑があること、前鼻管（鼻の穴のようなもの）が突出するのが特徴。普通にダイビングする…
砂地や砂礫底域に生息するキツネアマダイの仲間。体は細長く、体色は薄い緑褐色で、腹側が白い。尾ビレは中央部が白く、その上下に黒い縦スジがあり、上下の縁は透明。普通単独で見られ、クネクネと体をくねらせなが…
サンゴ群落や岩礁域に生息するハタの仲間。体色は朱色で、体側に薄赤色の横縞と白斑がある。背ビレの縁が黒い。明るいところでは下の写真のように白くなることもある。10年以上前には串本のエビ刺し網でもけっこう…
浅いサンゴ群落域に生息するハタの仲間。体色は褐色で体中に黒点・黒斑が多数あり、2つの白い鞍掛け模様がある。串本近海ではあまり見られない。全長40 cmほどになる。…
浅いサンゴ群落に生息するハタの仲間。体色はこげ茶色で白い網目模様がある。サンゴの隙間に隠れていたり、岩の上でじっとしていたりと、泳がないことが多い。成長しても25 cmほどの小型ハタ類。…
サンゴ群落や沖合いの岩礁で見られ、よく泳ぐハタの仲間。体型が細長く、尾ビレが浅い湾入形（中央がややへこんだ形状）をしている。体色は赤～橙、こげ茶色など様々で、多数の水色点がある。また、尾ビレ後縁が青白…
サンゴ群落や岩礁域で見られるハタの仲間。体色は赤く、体中に多数の水色点がある。尾ビレの縁が黄色く、また湾入して両端が延びる。若い個体では腹側が白く、背側が黄色で、吻から眼を通り背ビレ後端付近に伸びる太…
岩礁域に生息するハタの仲間。体色は黄色地に黒く太い横縞があり、他の魚と見間違うことはない。ハタ科魚類の中でも体高が高く、薄っぺらい。ヌノサラシに近い仲間で、皮膚毒を持つことが知られている。全長20 c…
浅い岩礁域で岩の隙間などで見られるハタの仲間。体色は黒く、多くの白い縦縞がある。この白線は成長に伴ってちぎれて白点になり、水玉模様に変わる。小さな個体はタイドプールで見られることもある。体表から毒を出…
やや深いサンゴ群落に生息するメギスの仲間。体色は赤く、背中に黒点が並んだ数本の縞模様がある。若い個体は黒っぽい。岩やサンゴの隙間に入っていることが多く、海底近くからあまり離れない。普通、単独で見られる…
浅いサンゴ群落で岩の隙間に生息するメギスの仲間。体色は灰色で、雌のヒレが黄色い。このことから、雌が「キビレニセスズメ」として別種とされていたこともある。岩やサンゴの隙間に隠れてあまり出てこないので観察…
浅い岩礁性海岸、タイドプールなどの転石下に生息するタナバタウオの仲間。体は黒く、背ビレの縁が橙色、基部が青い色をしている。繁殖期は夏で、この時期の雄は頭部が黄色い婚姻色になる。全長7 cmになる。…
岩礁域やサンゴ群落、砂地に生息するキントキダイの仲間。体は朱色で、腹ビレの付け根が黒い。尾ビレは縁が直線状。体色を銀色地に朱色のまだら模様に変えていることもある。特徴のよく似るミナミキントキは主に10…
やや深いサンゴ群落や岩礁域に生息するキントキダイの仲間。体色は赤色で、銀色っぽくなり赤いまだら模様がでることもある。尾ビレの上下端が少し伸びてヒレ全体が湾入形になることで、他のキントキダイ類と区別でき…
浅い砂礫底や岩礁域に生息するミノカサゴの仲間。肌色地に茶色の横縞がある。顎の下に縞がないことや体側に白点がないことでよく似たハナミノカサゴと区別できる。よく泳ぎ、岩陰などに隠れていることは少ないようだ…
浅いサンゴ群落や岩礁域に生息するミノカサゴの仲間。肌色地に茶色の横縞がある。錆浦地先では最も普通に見られるミノカサゴ類。よく似たミノカサゴとは顎の下から胸にかけて縞があること、体側に白点があることで区…
サンゴ群落域に生息するオコゼの仲間。体色は黒褐色で、吻端から背ビレ前端に白いスジがある。枯葉のような姿で、余り動かずに餌となる小動物を待ちかまえる。全長10 cmになる。…
潮間帯や浅い岩礁域、藻場、港の中などに生息するオコゼの仲間。体色は淡褐色で、赤や焦げ茶色のまだら模様がある。岸壁などで海藻に隠れていることが多い。背ビレの棘に毒があり、刺されると腫れ上がり大変に痛い。…
砂泥底域に生息するオコゼの仲間。体色はこげ茶色から褐色など変異が大きく、砂地に転がる岩のように見える。体の半分が顔ではないかと思われるくらいに頭部が大きい。背ビレの棘に毒があり、刺されると大変に痛む。…
砂地に生息するホウボウの仲間。体色は赤褐色で、肌色のまだら模様がある。また胸ビレは大きく、鮮やかな黄緑色で、水色の縁取りと縞および点列模様、黒斑がある。よく似たホウボウとはこの胸ビレの模様の違いで区別…
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