チクチク草、マキビシ草とも呼ばれているメリケントキンソウが各地で猛威をふるっています。
宇久井ビジターセンターの園地でも畑や作業ヤードで確認されています。
外来種メリケントキンソウ
空地や芝生など明るい場所に生育し、4~5月頃開花し、5~6月頃に実をつけます。
この実に2mm程のトゲがあり、このトゲが鋭く素肌に刺さると大変痛く、危険なのです(犬の肉球に刺さると可哀そうなことになります。。。)。
また、実は熟すとバラバラになりやすく靴の裏などに刺さり、簡単に分布を広げます。
今の時期のトゲはまだ柔らかい
実をばらしてみました。「まきびし」みたい!トゲはさらに硬く鋭くなります。
駆除する時期はトゲのない9月~3月がお薦めです。
あっという間に繁殖してしまいますので、芝生のお庭などで見つけた場合は早めの駆除が大切になってきます。
これからの時期はトゲは硬く鋭くなりますので、メリケントキンソウのある場所では裸足で歩いたり手をついたりしないようにしましょう。