近年、串本沿岸でもサンゴを食害するオニヒトデが多く見られるようになりました。オニヒトデの背面中に生えているトゲには強い毒があります。毒トゲが刺さると、激しく痛み、患部とその周辺が大きく腫れ上がることもあります。また、アナフィラキシーショック(アレルギー反応の一種)を起こすこともあるので、過去に刺されたことがある人はとくに注意が必要です。
トゲを抜き、毒を絞り出す。傷口を45°C以上のお湯(我慢できる範囲)に30分以上浸けて痛みが退くのを待ちます。ショック症状が見られるとき、痛みや腫れが退かないときは病院などに行きましょう。