ラッパウニ

一見すると、トゲが短く見えにくいことでウニに見えないかも知れませんが、ラッパのように先が開いた珍しいトゲを持つウニの仲間です。このラッパ型のトゲは叉棘(さきょく)と呼ばれ、触れたりして刺激を受けると蕾のように閉じて噛みつき、毒が注入される仕組みになっています。ラッパウニ類の毒は人によって影響の出方が異なり、全く何ともない人もいます。刺されても痛みはあまり感じませんが、アレルギー反応を起こして体中が腫れ上がり、呼吸困難になることもあるので注意が必要です。同じ仲間のシラヒゲウニも叉棘に毒を持っているので、素手では触らない方が賢明です。

刺された場合

何ともない場合は大丈夫です(個人差あり)。気分が悪くなったり、呼吸が荒くなる場合には、安静にさせて病院へ行きましょう。

写真


写真1. ラッパウニ

写真2. 貝殻などで隠れた様子

写真3. シラヒゲウニ

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