ワレクサビライシ

ワレクサビライシの写真

直径2~3cmの小さなサンゴで、扇形の部分がくっついて全体としては花びら状の円
板になっています。大部分の造礁サンゴは多数のポリプからできた群体ですが、このサ
ンゴは一つのポリプでできている単体サンゴです。また、扇形の部分が割れて、数が増
えていくという変わった生態をもっています。10数年前に白浜町にある京都大学白浜
水族館で採集され、譲り受けたものが串本海中公園の水族館で飼育されています。
大部分の造礁サンゴは岩や石にくっついていますが、このサンゴは砂の上にぱらぱらと
転がるように生活しています。

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