2022年9月9日(金)

ブドウトリバ

興味深い身体の昆虫を見つけました。トリバガ科ブドウトリバです。
ヤブガラシなどブドウ科の花や蕾を餌とし、翅が鳥の羽のようなことから名付けられたそうです。
体長1cm程と小さい蛾なので、特徴的な脚のトゲトゲは肉眼では確認しづらいのですが、ぜひ写真を撮って拡大してみて下さい。
インパクトある身体に目を奪われると思います。


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2022年8月9日(火)

ヤマトルリジガバチとミドリセイボウ

花炭焼き用に積み上げている薪周辺で、美しい昆虫が先月頃から見られます。
写真のピントがあっていないので申し訳ないのですが・・・

 
 
 
 
 
 
 
飛んでいるときは黒っぽいのですが、よく見るとまさに瑠璃色の美しい昆虫です。

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2022年7月26日(火)

マイマイガ

ウサギの耳のような触覚を持った可愛い蛾を発見しました。
ドクガ科マイマイガのオスです。
よく見ると翅や前脚に毛があり、なんだかゴージャスです。

 
 
 
 
 
 
 
可愛い見かけとは対照的に、幼虫はすさまじい個体数と旺盛な食欲で、農作物や樹木

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館内展示「昆虫企画展~むしのたべもの~」

昆虫観察が楽しい季節ですね。
お目当ての昆虫を見つける上で大切なこと・・・それはその昆虫の生態を知ること。
特にどんな食べ物を好むのか知っていると、出会える確率がぐんとあがります。
では、昆虫たちはどんな物を食べているか知っていますか?
今回、身近に出会える(一部稀な)昆虫とその食べ物にスポットをあてて紹介しています。
昆虫を通

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2022年7月9日(土)

サツマヒメカマキリ

宇久井半島にまれに出現するサツマヒメカマキリ。
3cmほどと小さいですが立派な成虫です。
幼虫で越冬する珍しいカマキリで、5月~7月に成虫を見ることが出来ます。
よく似たヒメカマキリは9月~12月と秋に出現するので、見分けがつきます。

 


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2022年5月21日(土)

ジャコウアゲハ

ジャコウアゲハの幼虫が元気(?)に成長中です。
食草はオオバウマノスズクサで、宇久井半島にはそれほど多く生えていません。
食べ物がなくなると共食いをするそうなので、食草も増えてくれるといいな~と思います。


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2022年4月11日(月)

キムネクマバチ(クマバチ)

この時期、上空2~3mの所で飛び回る、真っ黒でずんぐりとした蜂『キムネクマバチ』に出会います。

 
大きな体と「ブーーーン」と重低音の羽音なので、「怖い」と感じるかもしれませんが、メスを探しているだけなので襲ってきません。
ただ、近づくもの全てを追跡するので、近寄ってきて少しびっくりする時もありますが、人間には興味がないので、離れるまで静かに待

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2021年12月25日(土)

むぎゅっとオオキンカメムシ

駒埼へオオキンカメムシの様子を見に行ってきました。
例年多く集まっている場所には少なく、色々な所に散らばっていました。
それでも集まっている所では団子状態でした。
明日明後日の寒波にも頑張って耐えて欲しいです。

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2021年12月13日(月)

カマキリの卵

いつも昆虫観察に来てくれる地元の子どもが見つけ教えてくれました。
形・色・大きさからオオカマキリの卵のようです。
ススキの葉や低木の枝に隠れるように産み付けています。
手の届く範囲に4個見つかったので、同じメスが産んだものと思われます(大きく育ったメスは3~5個卵を産みます)。
上手に産んだカマキリにも、それを見つけた子どもの目にも関心させら

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2021年10月11日(月)

ワタヘリクロノメイガ

おもしろい昆虫を見つけました。
ツトガ科のワタヘリクロノメイガ(ウリノメイガ)です。
壁にとまって、尾の先のボンボン(発達した毛の塊)をグルグル回していました。

 
オレンジのボンボンが可愛いな~と調べてみると、幼虫は主にウリ科の野菜の葉や実を食べるので一般的に害虫扱いされているようです。

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